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ストレンジ・フルーツ
- 2013/06/09(日) 23:15:18
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あなたが最近鑑賞した芸術作品は?
増田貴久主演のストレンジ・フルーツです。
女の子が首を吊るという衝撃的なシーンから始まり、何故そういうことになったのかを時間軸を遡って見ていく物語。
もう全公演終わってるからネタバレしてもいいかな…?
かつて自信もアーティストとして活躍していた久良間によりアートプロジェクトが立ち上げられた。
舞台となる廃校に集められたのは7人のアーティスト達。
1年間、共同生活をしながらそれぞれ作品を創り上げ、最高傑作に選ばれた者には賞金1億円が贈られる。
3ヶ月毎に開かれるピクニックと呼ばれる品評会で脱落者が決まっていく。
最後まで残ったのはまっすー演じる冷酷な映像作家の千葉と南沢奈央ちゃん演じる圧倒的な才能を持つカメラマンのカナ。
そして、最後に彼らが作ったものがストレンジ・フルーツと呼ばれる作品。
人の死体を加工して作るのがストレンジ・フルーツ。
一番愛してる人で作るのがストレンジ・フルーツ。
一番最後のシーン(時間軸的には一番最初)でストレンジ・フルーツを作ることになった理由が明かされる。
プロジェクト初日、久良間からストレンジ・フルーツを作るよう命じられる千葉。
愛するカナからもストレンジ・フルーツを私の体を使って作ってと言われる。
無理だ、出来ないと言っていた千葉だが、カナの余命がわずかで「君のそばにいたい」と言われ決心する。
そこから穏やかで優しい千葉くん→勝ち残る為に仲間を裏切り、貶め、蹴落としてきた狂気な千葉って変わっていくんだけど、
逆戻しストーリーだからはじめは冷酷な千葉で段々と刺が取れていき優しい千葉くんってまっすーは演じてるんだけど、
これ、テンションの持っていきかたが凄く難しかったと思う。
でも、上手だった。
ちゃんと怖かったもん。
あんなに可愛いお顔なのに怖かった。
今までになかった役でファンのみなさんも戸惑っていたようだけど私は結構楽しめました。
あ、キスシーンもね、意外と冷静に見れたわ。
ほんとにしてるか微妙な感じだったし、なによりカナの頭を支える千葉くんの左手が素敵過ぎてうっとり。
一番好きなシーンはカナが美晴にカメラを始めるきっかけを話すシーン。
それから、アートの為なら悪魔に魂を売ることすら厭わないって狂気染みた千葉に変わっていく過程(実際は逆戻しなんだけど)。
私には理解できないことだけど、そういう日常では味わえない人の感情を垣間見れるのがお芝居の醍醐味だと思う。
明日からまた一週間が始まると思うとうんざりするけど、
今回のグッズのメッセージミラーの増田さんからのメッセージがアイドル過ぎてニヤニヤしちゃうから、なんとか頑張るよ!
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